認認介護の実態
みなさんこんにちは。今日は認認介護について話していきたいと思います。
認認介護ってまず、何でしょうか?答えは、認知症の方が認知症の方を介護している、ということです。
では、そもそも、認知症とは何なのか。
脳は、人間の活動の司令塔の役割を果たしています。その脳の細胞がなんからの理由で死に、それが原因でうまく司令塔の役割を果たせなくなり、生活に支障が出るくらい活動に弊害が出ている状態のことを言います。
これにより、直前の記憶を忘れてしまったり、判断力が低下したり、名前や道順を忘れてしまったり中には幻覚を見たり、勝手に徘徊するような症状が現れたりします。
このような状態になると当然、介護が必要かと思います。
さて、本題に移ります。
認認介護は、その認知症の方が認知症の方を介護するという状態で、症状が軽ければまだ介護はできるが、2人とも重度の認知症になると、介護どころか生活が成り立たなくなる。例えば、食事をするという概念が抜けてしまうと栄養失調で気づいたら手遅れになってしまう。また、助けを呼ぶという概念が失われると最悪の事態も見過ごされてしまうかもしれない。
そして、現在少子高齢化が進み認知症の患者も約460万人とどんどん増えてきていて、また認認介護のケースも珍しくなくなってきている。
では、なぜ認認介護になってしまうのか。
その原因として、介護費用が多かったり介護施設が足りなくなったり、施設を利用したくてもできないケースがある。
また、核家族化が進み、子供が結婚した時、別々の住居に住んだりしたりして介護を子供に頼ることができなくなっている場合も多い。
このようなことから、僕はこの問題を解決するには認知症になる人を減らすか、地域のつながりを強くすることしかないと思います。
まず、前者ですが、認知症は対策次第で減らせることができると思います。
認知症の原因として主に生活習慣が挙げられます。日ごろから充分な栄養のとれた食生活、適度な運動、また普段から文章を呼んだり簡単な計算をしたりなど脳を使うということが必要なのかな、と思います。
また後者ですが、最近、近所付き合いも昔よりもだいぶ減り、家族の中で解決するケースが増えていると思います。ただ、家族の中で解決できないこのような問題はどうしたらいいのか、そう、周りの人に助けてもらうことです。例えば認知症の方が徘徊した際、近所の人が見かけて介護者に連絡してもらう、などいつでも助け合える環境、が必要なんじゃないかなぁ、と思います。僕は、前者も大事ですが、後者はより大事なことだと思います。これは、認認介護だけでなくいろんな場面で大事になってくるものだと思います。この問題を解決するには近所の自治体を変えていく必要があります。今の世の中は困った時は助け合う、という環境が不足しているように思います。このような問題を地域全体が認識し、その地域でそういう環境を作っていくことが認認介護問題を解決する1番の方法じゃないでしょうか???
……なんかめっちゃ真面目な記事になりましたね!
次は現代版桃太郎続きやります!!笑